妊娠初期に花粉症の薬を飲んでしまった!胎児に影響はある?
妊娠初期は特にお腹の胎児の事が心配ですよね?
だってその時期こそが、赤ちゃんがどんな風に成長するかを決める大事な時だからです。
そんな時期にお母さんが花粉症で苦しんでしまったとしましょう、あまりに辛くて花粉症の薬を飲んでしまったとします!
お腹の赤ちゃんは大丈夫なのかをお話ししたいと思います。
妊娠初期は赤ちゃんの身体を作る大切な時期
私たち人間は、お母さんの子宮の中で我が子を成長させていきますが、成長の過程というものがあって、妊娠初期の段階では人間としての土台を全て作る大事な時期です。
前回の記事『花粉症の薬は妊娠中に飲んでも大丈夫?』でも説明いたしましたが、妊娠初期の段階では心臓や内臓や脳やせき髄に手足といった全ての部位を作っていく時期です。
その時期にはできるだけ薬などの影響を与えたくないというのが本音ですが、どうしても花粉症の症状が辛い時は、使わずにいられない事もあるはずです。
妊娠初期の場合、花粉症の症状で激しいくしゃみがあると、流産してしまう可能性も捨てきれません!
そこで症状を和らげるために花粉症の薬を飲むわけです。
病院で処方してもらった場合はほぼ安全
もしも妊娠初期の段階で花粉症の薬を処方してもらっている場合は、不安があるかもしれませんがほぼ問題はないはずです。
その理由は、医師に妊娠初期であるという事を説明しておけば、妊娠している方でも安心して飲める薬を処方してくれるはずだからです。
医師によるとほぼ90%は安心して飲んでも大丈夫な薬が処方されるのだそうです。
問題は妊娠している事を知らずに薬を飲んでしまっていた時ですよね?
ではどんな薬が危険なのかを説明したいと思います。
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どんな薬だったら危険なのか?花粉症の薬は大丈夫なのか?
医師は妊娠初期に薬を飲んでしまったというプレママから、たくさんの相談をされるといいますが、その中で花粉症の薬を飲んだとしてもそれほど心配する必要はないと言います。
ただし病院から処方されているかなり強いタイプの薬の場合は、やっぱりちょっと気を付けた方がいいでしょう。
また、持病を持っている方の場合で結婚をしている方、なおかつ妊娠している可能性があるという方は、薬を飲む時には妊娠の可能性を考えた方がいいでしょう。
特に問題な薬は、抗がん剤やリウマチの薬、そして高血圧やてんかんのお薬で、これらの持病を持っている方は、妊娠の可能性がある場合は病院で検査を受けるといいですね。
妊娠初期は心配ばかりですが薬はあまり心配いりません!
危険な薬は抗がん剤・てんかん・高血圧・リウマチなので、これ以外の薬の場合はあまり心配する必要はないそうです。
妊娠中の方は飲んではいけないというのは、製薬会社が自分の会社の薬を使ってもしもの事があった場合、訴えられたりしても困るからです。
だから妊娠中の方は注意するようにと注意書きがしてあるのだそうです!
ですがやっぱり薬を飲む時には、自分が妊娠初期かもしれないという事を頭に入れておくといいですね。