おたふく風邪に大人が感染しても熱が出ないことってあるの?
今年は特に4年に1度の当たり年という事で、おたふく風邪が大流行するのでは?という不安なニュースが聞こえてきています。
実は今年は本当におたふく風邪の当たり年で、ワクチンがすでに足らなくなるのでは?という不安なニュースもあちらこちらで報道されていたりするのです。
どうして不安なのかというと、最近はおたふく風邪に感染する大人の数が増えてきているからなのだそうです。
大人がおたふく風邪に感染すると症状が強く出る?
子供の頃に予防接種(ワクチン)を受けた方は、自分は予防接種(ワクチン)を打ったから大丈夫だと思っている方が多いようです。
ところが、その考え方は危険だという事をご存知でしょうか?
おたふく風邪の予防接種(ワクチン)は、接種して8年経過すると、どんどん抗体が少なくなってしまうものなのです。
そしてそんな事は全く知らない方々は、子供が感染した時に一緒に感染してしまい、かなりつらい思いをされてしまう事があるのです。
※予防接種の抗体の減少については『おたふく風邪の予防接種(ワクチン)を受ける回数は?2回目も受ける必要がある?』をご覧ください。
大人の症状は熱に出る事が多い?
大人がおたふく風邪になると、体内に入ったウイルスを排除しようと強い免疫システムが作動する事になり、子供よりもかなり強い症状があらわれます。
これは大人だったら誰もが経験する事で、おたふく風邪に限った事ではないのですが、子供だとそれほど危険ではなくても、合併症を引き起こしやすくなってしまうのです。
その代表的なのが卵巣炎や睾丸炎で、体内で合併症を引き起こしたりすると、炎症と高熱を出す可能性が非常に高くなるわけです。
ところが、大人なのに症状が弱く熱が出ないというタイプの人もいるのだそうです。
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大人で熱が出ない人がいるのはどうして?
どうして大人なのにおたふく風邪に感染して熱が出ないのかというと、それはおそらく体の中に少なくても抗体があるからだと言えるかもしれません。
抗体があっても抗体の数値が低いと感染しやすくなると言われているのですが、少しでも抗体を持っている人は、おたふく風邪には感染するけれど熱が出ないという事になるわけです。
もしも感染したくないと思っているのであれば、予防接種を2回接種するといいでしょう!
そうすれば感染する危険や感染しても重症化する心配はなくなると言われているのです。
子供と一緒に予防接種を受けるようにすると安心ですし、病院に行くのも一度で済みますのでおすすめです。