2016年のインフルエンザの症状は?熱や咳が出る?

ウイルス

2016年のインフルエンザは、例年よりも早く9月頃から患者数が発生しているそうですね。

今年のインフルエンザはよく耳にする「香港A型」や「ロシア型」などとは違って、あまり聞いたことがない「Bビクトリア型」というタイプのインフルエンザなのだそうです。

通常ならばインフルエンザの感染者が爆発的に増えるのは、11月の半ばくらいからのはずなのに、どうして今年はこれほどまでに早いのでしょうか?

今年のインフルエンザは感染力が強い!

インフルエンザの感染力が強いなんて聞くと嫌な気持ちになりますが、それは一体どうしてなのかを説明しましょう。

9月頃からすでにインフルエンザの感染者が出ており、10月には学級閉鎖をした学校もあるくらい強い感染力を持っています。

このBビクトリア型のインフルエンザがどうしてこれほど感染力が強いのかというと、実はB型というのはあまり近年流行していなかったからです。

そのため抗体を持っている人が非常に少ないため、健康であっても抵抗できずに感染してしまうのだそうです。

 

Bビクトリア型インフルエンザの症状は?

インフルエンザの症状の特徴といったら『高熱』『咳』といったものが多いようですが、2015年から2016年にかけて流行するであろうB型のインフルエンザの症状はどうでしょうか?

簡単に説明すると、A型とB型には決定的な違いというものが存在しているわけではありません。

風邪と似たような症状が出るのは同じで、『熱』『咳』『寒気』『倦怠感』『関節痛』などなど、インフルエンザならではの症状が出るようです。

ただしA型やC型とは違う症状があるのも事実で、それは『お腹』の調子が悪くなるというものです。

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B型のインフルエンザは咳やお腹の調子が悪くなりやすい

テレビなどのニュースでも報道されていますが、2016年に流行すると言われているBビクトリア型のインフルエンザは『激しい咳』『消化器系への影響』があると言われています。

お腹が痛くて下痢をしたり胃痛として感じたりする事が多いという事です。

それともう一つは、とにかく咳がひどいというのも特徴の一つかもしれません。

なので、風邪の症状の他に胃痛や下痢をしているなどの症状が出た場合には、たとえ熱が出ていなかったとしてもインフルエンザを疑ってください。

 

B型のインフルエンザは春を過ぎても注意が必要?

実は、インフルエンザというのはA型だったらA型だけに感染するという事ではなく、B型やC型といったタイプに感染する事もあります。

例えばB型だったら春先を過ぎても流行する事があるのですが、今年は9月からBビクトリア型インフルエンザの感染者が増えていますよね。

なので2016年を乗り切っても3月以降にも感染する可能性があるわけなのです。

感染した事を考える事も必要ですが、予防接種(ワクチン)を受けることを検討したり、外出先から戻ったらうがい手洗いを徹底するなど予防にも努めた方がいいでしょう。