ロタウイルスの検査費用ってどれくらい?保険適応されるの?
ロタウイルスなんてあまり耳にしないから怖い病気ではないのだろうと思っていませんか?
実は死亡例も報告されているほど危険な感染症なのです。
このロタウイルスには5歳までの間にほぼ100%の人が初めての感染をすると言われているので、私の子は大丈夫などというのは通用しないのです。
今回はもしもわが子がロタウイルスに感染してしまったかも?と思った場合の、検査や検査にかかる費用と保険適応なのかどうかについてをお話ししましょう。
ロタウイルスかも?と思ったら!
ロタウイルスは感染すると激しい嘔吐を繰り返すようになり、激しく下痢をしてしまう病気です。
ウイルスによる感染なので、これといった治療薬もなくできる事といったら脱水症状を防ぐ事や、ほかの人への感染を防ぐ事くらいしかできないのが現実なのです。
なのでもしも家族の中で嘔吐や下痢などの症状が出ている人がいたら、その便を病院にもっていってロタウイルスの検査を受ける事をおすすめします。
特に小さいお子さんや赤ちゃんがいるご家庭の場合には、できるだけ早い段階で感染しているかどうかを調べる検査は必要です。
どこの病院だったら検査を受けられるのか?
ロタウイルスは全年齢で感染してしまうウイルスです!
大人は乳幼児ほど強い症状がでませんが、お年寄りの場合は赤ちゃん同様症状が激しく出る事があります。
なので、できるだけ早い段階で、どんな病気なのか、なぜ下痢や嘔吐を繰り返すのかの原因を突き止めなくてはならないわけです。
さて、どこの病院で検査を受ける事ができるのかですが、ほぼ全ての病院で検査を受ける事が可能だと考えられます。
特に小児科と総合病院では確実に検査を受ける事ができるはずなので、普段かかりつけの病院に行くか大きな病院に行って受けるといいでしょう。
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検査にかかる費用はどのくらいなのか?
ロタウイルスの検査は酵素免疫測定法という検査キットで行われ、検査にかかる費用は3000円とされています。
もちろんこれは検査キットだけの費用となっているので、それ以上はかからないという事ではありませんのでご注意ください。
病院ではこの検査キットの他に、人件費や検査キットの郵送費などをプラスして請求するので、同じだけの費用がプラスされると思った方がいいでしょう。
つまり保険適応で約6000円くらいはかかると思っているといいのですが、病院によってはもっと高い費用がかかる事もあります。
保険適応だからといって必ずしも安くなるとは言えないものだったのですね。
検査も大事だけど予防の方がもっと大事です
特に予防接種を受けていない初めて感染する赤ちゃんの場合は重症化する事が考えられるので、できれば初感染よりも前に予防接種を受けておくべきかもしれません。
予防接種を受けていれば感染を避ける事はできなくても、感染しても軽度で済むと言われています。
説明したように、ロタウイルスの場合は予防接種にも高額な費用がかかりますし、検査にも保険適応とはいえ高い費用がかかります。
ですが、重症化を避けて迅速に回復させてあげるために必要な事なので、予防接種もしくは検査の費用についてを常に頭に入れておくといいでしょう。