2017年の風邪は喉から!水分補給でウイルス対策ができる

水分補給
2017年の風邪は喉から始まることが多く、喉が乾燥してしまうと風邪やインフルエンザが発症しやすくなります。
その為水分補給は欠かせないのですが、実は乾燥対策以外にも水分補給は重要な役目を持っています。
ポイントはまとめて飲むのではなく、こまめにちびちびと水分を摂ることです。

水を飲むことでウイルスを洗い流せる

水は喉を通って食道から胃へと落ちていきます。
この過程で喉についていたウイルスを洗い流し、胃に運ぶことができるのです。

ウイルスが胃に入っても大丈夫なの?
ウイルスが体内に入ると風邪やインフルエンザを発症してしまうのでは?と心配になりますよね。
でも、ウイルスが付着して感染しやすいのは喉なので逆に洗い流してしまったほうが良いのです。

胃では強力な胃酸が分泌されており、ウイルスや細菌が生き残るにはかなり厳しい環境になっています。
喉にいたウイルスなどによってお腹の調子が崩れるという心配もありません。
こうした理由から水を少しずつ飲み、喉に付着したウイルスを洗い流すことが風邪やインフルエンザの予防になるのです。

どれくらいの量や頻度で水を飲むのがいい?
可能であれば10分~20分ごとに少量でも水を飲み、喉を洗い流すことを意識すると良いです。
量は一口だけでも大丈夫なのでペットボトルや水筒を持ち歩くと良いでしょう。
もちろん水ではなく白湯や殺菌作用のある緑茶でも大丈夫です。

マスクよりも効果が高い?
風邪やインフルエンザの予防にはマスクをすることが一般的ですが、前述した水を飲むという習慣はマスクよりも効果が高いと言われています。
マスクだけだと喉にウイルスなどがついてしまったらどうしようもなく、水分を摂ったりうがいをするまでに感染してしまいます。
時々水分補給をしていればそのような心配がなくなるので、風邪やインフルエンザへの感染対策としては非常に効果が高いのです。
マスクと水分補給の両方が可能であれば同時に行うようにしましょう。

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2017年の喉の風邪にはとにかく水分!

水分補給
前述した洗い流すという意味での水分補給の他に、喉の繊毛運動を活発化させるためにも水分は必要です。
繊毛運動にはウイルスを外に押しだして感染を防ぐという役割があります。
しっかると活動していれば問題はないのですが、喉が乾燥してしまうとこの繊毛運動が鈍くなってウイルスや細菌に感染しやすくなります。
「部屋を加湿する」という予防行為には、加湿によってウイルスの活動を低下させる目的と、喉を潤わせて繊毛運動を活性化させるという両方の意味があるのです。

このように喉を潤して繊毛運動を活発化させつつ、付着してしまったウイルスを流すというのが水分補給の重要なポイントです。
加えて手洗い・うがいを徹底すれば風邪やインフルエンザのリスクを大きく下げられるので、ぜひとも実践してみてください。