蕁麻疹の症状が激しい場合は病院にいってもいい?何科に通うべき?

蕁麻疹と病院

蕁麻疹が出たことがあるという人は多く、その殆どが数分~数十分で症状が引いて行きます。
しかし中には蕁麻疹の症状が激しく、全身に広がったり強い痒みが出て眠ることすら出来なくなることもあります。
そんな場合は病院に行った方が良いのですが、何科に行くのが正解なのでしょうか。

蕁麻疹の放置は非常に危険

蕁麻疹は子供にも起きるもので、比較的身近で経験者の多い症状の一つです。
すぐに症状が消えるイメージがあるので、あまり重大な疾患だとは思われていませんが放置するのは良くありません。
症状が慢性化してしまったり、掻くことで細菌が入り込んで別の皮膚疾患を引き起こすからです。

局所的な小さな蕁麻疹がすぐに消え、特定の条件下以外では発生しない一時的な蕁麻疹はさほど心配いりません。
でもはっきりとした原因がわからず、突然発症することが頻繁に起きる場合は蕁麻疹が慢性化している可能性があります。
慢性化した蕁麻疹は非常に再発しやすくなる上に長引き、症状が激しく出ることが増えます。
治療も難しくなっていくので、放置すると長期間蕁麻疹に悩まされる事になりかねません。

また、痒みが強い場合は掻くことで最近が皮膚に入って感染症を引き起こすこともあります。
蕁麻疹の症状が引いても新しい湿疹や皮膚の炎症が続く場合は、感染症の可能性があります。
皮膚に黒ずみのような形で痕が残ることもあるので、蕁麻疹がよく出ると感じた場合はなるべく病院に行きましょう。

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できればアレルギーに強い皮膚科やアレルギー専門外来へ

蕁麻疹は肌に症状がでるので、皮膚科を選ぶ人が非常に多いです。
もちろん間違いではなく、多くの蕁麻疹の症状は皮膚科での対処で症状が緩和します。

しかし、頻発する蕁麻疹やなかなか症状が良くならない場合はアレルギーによる蕁麻疹の可能性が高いです。
アレルギーが原因で蕁麻疹が出ている場合は、アレルギーの原因となっている物質を排除しないと根本的な治療には出来ません。
そのためには血液検査をはじめ、アレルギーに特化した検査が必要になってきます。
皮膚科でもアレルギーの検査は出来ますが、原因がなかなか特定出来ない場合はアレルギー専門外来で相談をしてみましょう。

アレルギーを持っている人はなるべく早めに病院へ

蕁麻疹と病院2

蕁麻疹はアレルギーを持っている人に発生することが多く、症状が重症化しやすいです。
アレルギーと長く付き合っていると、皮膚にちょっとした異変が置きてもいつものことだと思って放置してしまいませんか?
それが本当にいつものちょっとしたアレルギー症状であればいいのですが、初めて出る蕁麻疹の場合は要注意です。

アレルギー体質の人は急に新しい物質にも体が反応し、新しいアレルギー症状が発生することがあります。
それが呼吸器に影響するような重篤な症状になることもあるので、もし見慣れない蕁麻疹がでたら病院で相談したほうが安心です。
たかが蕁麻疹かもしれませんが、新しいアレルギーのサインになっていることがあるからです。










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