冬の頭痛の原因は風邪だけじゃない!意外な冬頭痛の原因
寒くなってくると風邪やインフルエンザが流行り、熱や頭痛に悩まされる事が多くなります。
中でも頭痛は原因がハッキリせず、とりあえず鎮痛剤で治めるだけになりがちです。
でも、冬の頭痛の原因は思わぬところにあり、適切な対処をすることで改善することがあります。
冬の頭痛の原因は冷えにある
風邪やインフルエンザにかかっていないのに頭痛がしつこい場合、体の冷えによって頭痛が起きている事があります。
冷えが原因の頭痛にも2種類あり、正しい場所を温める事で症状が緩和する可能性があります。
体全体の冷えが原因の頭痛
体が冷えてくると血流が悪くなってくるというのはよく知られていますよね。
血流が悪くなってしまうと血流が悪くなると血管内が酸素不足になり、老廃物が発生してしまいます。
これによって更に血流が悪くなり、頭痛を引き起こしてしまうのです。
肩こりや首こりが原因の頭痛も筋肉の緊張により血流が悪くなることで発生するので、似たような症状ですね。
頭痛のタイプもよくにていて、締め付けられるような痛みや目眩を伴うものが多いようです。
また、寝起きに頭痛があったりお風呂に入ることで改善することが多いのも特徴です。
耳が冷えることで起きる頭痛
寒い日に自転車に乗ったり外に長時間いると感覚が無くなるほどに耳が冷たくなりますよね。
よくある現象ですが、実はそんな耳の冷えが頭にまで伝わって頭痛を引き起こすことがあります。
キンキンとした独特の痛みが特徴で、温まるといつの間にか消えています。
寒さによって痛みを感じる現象を寒冷刺激といいます。
これは患部が冷えるほどに強くなるもので、それによる頭痛は病気ではなく機能性頭痛と言われるもので心配のない頭痛です。
しかし、寒冷刺激は完全に体が冷えたことで発生するので、ひどくなると凍傷になる可能性もあります。
痛いほどに冷えてしまわないように、イヤーマフなどできちんと耳をガードしてあげましょう。
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冷えによる頭痛の予防と改善方法
体が冷えることで発生する頭痛は防寒によって予防することが出来ます。
しかし耳の冷えによる頭痛の予防はイヤーマフや帽子などで簡単に対処出来ますが、全身の冷えはなかなか難しいですよね。
ここでは比較的簡単にできる体を温める方法を紹介します。
首や肩の保温を徹底する
頭痛を引き起こす冷えは特に首と肩周りの保温が大切になります。
カイロやマフラーなどを使ってしっかりと温め、冷たい外気になるべく触れないようにしましょう。
就寝中は肩や首が冷えてしまいやすいタイミングです。
朝起きると頭痛がある人や肩が重たい場合は就寝中に肩や首が冷えている証拠です。
首周りを暖められる就寝グッズや部屋全体の温度を適度に保ち、布団から露出する場所も冷えないように工夫うしてみて下さい。
お風呂の入り方を工夫する
お風呂は体を温める絶好のチャンスです。
シャワーで済まさずにしっかりと温浴し、少し温めの39度~40度のお湯に長く入ると体が温まります。
入浴中に肩や首のストレッチをすることも非常に効果的です。
寒い季節は筋肉も硬くなりやすいので、しっかりとほぐしてあげることで血行がよくなります。
体を温める食事をする
生姜を始めとした体を温める効果のある食品を摂取することはとても効果的です。
体内の温度が高くなれば自然と冷えも解消されるので、温かいスープや飲み物を摂るのは非常に良いです。
食品ではねぎ・生姜・とうがらし・イモ類・にんじんなど、身近なものに体を温める効果があります。
お鍋の具材になるものもとても多いので、温かい食事をして保温をすれば健康的に体温を高めることが出来ます。