冬に多い不快な喉のイガイガの原因は?
冬になると喉がイガイガ・むずむずして急に咳き込む事が増える人が多いです。
こういった症状は本人が辛いだけでなく、周りの目も気になるので改善したいものです。
何が原因でイガイガが発生し、改善する方法はあるのでしょうか?
喉のイガイガの原因
喉の不快感は乾燥や風邪が原因となっていることが多いですが、他にも幾つかの原因が考えられます。
まずは原因を知り、それに合った対処をしましょう。
寒暖差によるアレルギー症状
花粉症やアトピーなどアレルギーの症状を持っている人に多いのが寒暖差アレルギーです。
寒い所から温かい屋内や車の中に入ると急に喉がイガイガしたり、咳が込み上げて来たりする場合は寒暖差アレルギーが原因の可能性が高いです。
喉を冷やさないようにしたり、なるべく緩やかに気温差に対応することで症状が緩和出来ます。
マフラーやマスクで口許を覆い、冷たい空気を吸い込まないようにしてみましょう。
乾燥やアレルギー物質が原因
冬場は空気が乾燥しやすく、喉もカラカラに乾いていることが多い時期です。
粘膜が乾いているとアレルギー物質に反応しやすくなるため、ハウスダストや煙草の煙、排気ガスに喉が反応することもあります。
普段は平気なものに対しても喉の粘膜が反応してイガイガやムズムズ感を出している状態です。
うがいをしたり喉をしっかりと潤して予防をすれば風邪やインフルエンザからも身を守ることにつながります。
咳喘息の症状の可能性もある
呼吸は苦しくないけど咳が続き、喉の不快感がある場合は咳喘息の可能性が考えられます。
断続的にずっと咳が出ていたり、激しい咳が長く続くのが特徴で喘息の治療を受けないとなかなか改善しません。
風邪やインフルエンザの咳にも似ていますが、熱がでることは殆どありません。
風邪の症状がないのに咳だけが出る場合は咳喘息を疑うと良いかもしれません。
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喉のイガイガや不快感を治す簡単な方法
風邪やインフルエンザの症状が無かったり、軽い場合は簡単な方法で喉の不快感を改善出来ることがあります。
病院に行くほどではないな…と思うときにはぜひ試してみてください。
アメやお茶で喉の状態を改善する
スーパーやコンビニで売られているのど飴でも軽度の喉の不快感は改善します。
唾液が出るので口内の乾燥予防にも効果的です。
特にカリンや金柑のエキスが入っているものは良いので、喉のイガイガの応急処置としてはぴったりです。
時間がある時は梅干し・生姜・はちみつ・お茶など殺菌作用のあるものを温かい状態で飲んでも良いでしょう。
はちみつは栄養価も高いので、冬場の元気をキープするには非常に良い食品です。
ツボ押しと呼吸法でも改善出来る
喉の中央した付近、左右の鎖骨の中央にある「天突」というツボが喉のイガイガを治める力があります。
少し痛みを感じる程度にぐっと押してください。
呼吸法は鼻呼吸を心がけて、喉に直接冷たい空気が触れないようにすることも有効です。
鼻づまりで鼻呼吸が出来ない場合はマスクを付けて口で呼吸し、帰宅したらしっかりとうがいをしてください。
加湿器や空気清浄機で室内をしっかりと加湿・除菌することも忘れずにしておきましょう。
ネックウォーマーやマフラーなどで口から喉の周りをしっかりとガードするのも非常に良いです。