あなたの生理は正常ですか? 漢方薬で体質改善しながら、生理不順を治しましょう!
生理不順を見逃していませんか?
生理時の不調は個々人にあって、生理痛がひどかったり、生理前にイライラしてしまったり、生理周期が乱れたり・・・こういった症状がいつもある人にとっては、もはやその状態が当たり前になってしまい、「生理だから仕方ないよね…」と諦めている方も多くいるかもしれません。
さらに、こういった生理時の不調というのは、なかなか人と比べることができない上に、特段大きな病気でもないので、婦人科で診てもらうのも・・・と思い、そのままなんとかやり過ごしていることもあるのではないでしょうか。
しかし、よくよく考えてみると、仮に生理が1週間あり、周期が28日だとして、生理1週間前からイライラなどの情緒不安定や体のだるさや頭痛、便通異常(便秘・下痢)があったとしたら、日常生活の多くの時間が生理のトラブルで頭を悩ませなければなりません。
そのためにはまず、正常な生理について知っておかなければなりません。
正常な生理
●周期28日前後(25〜38日)
●期間7日間程(2〜3日目で出血量が増えて、4日目以降は減少)
●生理痛や出血の塊はない、胸の張りも軽度で痛みはほぼない
そして、生理前症候群(PMS)はありません。
ですので、上記に該当しない場合は正常な生理ではなく、異常があると捉えて良いと思います。
生理不順に漢方薬がオススメの理由
では、生理に不調がある場合にはどうすれば良いのでしょうか。1つには、婦人科でピルを処方してもらい、症状を緩和したり、周期を安定させるとい方法があります。しかし、これは根本的な解決ではなく、服用によって女性ホルモンのバランスを変えているだけです。
そこで、オススメなのが漢方薬です。漢方薬は西洋医学とは異なる考えで治療を施します。一言に生理不順といっても、個々人の体質や症状が違っています。
つまり、「生理不順=○○」という風に一つの処方に限定されません。
漢方薬では生理不順を起こす原因は何であるのか、自身の体質のどこに問題があるのかを見つけて処方することができます。
そうすることで、根本的な体質改善を施すことができて、生理不順に留まらず健康な体へと導くことができます。
投稿者:漢方薬局 Basic Space 薬剤師 今井 啓太