風邪の熱が下がらない!原因は何が考えられる?

風邪をひいた時は熱が出るものですが、ずっと熱が出て下がらないのは何かがおかしいからだと、薄々はわかっていると思います。

今回は、風邪による熱が下がらない時の原因は何かについてを、できるだけわかりやすくお話ししていきます。

風邪で熱がでる原因はなに?

風邪はウイルスが原因で発症しますが、通常は風邪だけでは熱が出るという事はあまりないと言います。

つまり熱が出た段階で、もしかしたら風邪ではない他の病気を併発しているのかもしれません。

ちなみに風邪と他の病気が重なると、咽頭炎になったり喉頭炎になったりしますが、熱が出る原因で一番多いのがこのタイプですね。

でも実は他にもたくさんの熱が下がらない原因があるのです!

 

ムンプスウイルス(おたふく風邪)

子供がいる家庭ではめずらしくないのですが、子供がおたふく風邪に感染してしまった時でも、自分たち大人は子供の頃に感染しているから大丈夫だと油断します。

そして子供のおたふく風邪が治る頃になってから、お父さんやお母さんが感染してしまうというのが特徴です。

ご存知の方もいるかもしれませんが、ムンプスウイルスは大人が感染すると、非常に辛い症状が連続して襲ってくる病気です。

高熱が続いて顔が腫れるだけでおさまると思ったら大間違いで、男性なら精巣炎や睾丸炎を発症し、女性なら卵巣炎を発症しやすいと言われています。

不妊になるというのはこの合併症が原因なので、子供の頃に感染していても予防接種を受けておくといいかもしれません。

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はしか

子供が感染する病気の一つで、熱があがり発疹が体中に出る事で知られています。

この病気もムンプスウイルスと同じように、大人が感染してしまうとひどい症状で苦しむのです。

高熱が続き全身が壊れるように痛むので、はしかにかかった事を覚えていない人にとっては、この世の地獄と思うほどの症状が出ます。

経験すれば誰もがあまりの辛さに命を落とすのではないかと思うはずです。

軽かった毛布でさえ高熱によって体力を奪われた体には、鉛のように重く感じて死を覚悟するはずです。

そして熱がなかなか下がらない日が何日も続くので、できるだけ早く病院に行って治療を受ける必要があります。

 

どうして子供よりも症状がきついのか?

大人の場合は子供と同じ病気に感染したら、症状がかなりひどく出てくるものです。

その理由をご存知の方も少ないと思うので説明しましょう。

通常、子供は大人よりも抵抗力がありませんから、病気に感染してしまったらひどくなりそうなイメージがあるかもしれませんね。

実はその大人よりも抵抗力が低い事が、これらの病気の症状を抑えているのです。

ウイルスが侵入しても抵抗力が低いので、熱などの症状が軽く済むというわけですね。

抵抗力がある大人は、より激しくウイルスに抵抗するために、子供よりもより強くてひどい症状になってしまうのです。

 

風邪や風邪によく似た病気との違いはわかりにくい

最後に、熱が下がらない原因が風邪なのかどうか、という事は医師でもないかぎりは診断ができないものですよね。

実際、「はしか」も「ムンプスウイルス」も、風邪とよく似た症状が出るために、風邪をひいたけど熱が下がらないと勘違いしてしまうのでしょう。

なのでしっかりと調べてもらって原因を突き止めて、適切な治療を受けるためにも病院に行くようにしましょう。










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